エアコンクリーニングモニタープログラム第一弾―敗退!

今日は妻の友人のお宅でエアコンクリーニングです。

実はエアコンは初めてで,今回はお勉強を兼ねてモニタープログラムを実施しました。つまり格安料金で研修を兼ねたクリーニングをさせていただくということです。

メーカーはダイキン,機種はS28TTDXV-W(c),「スゴ暖」というニックネームで北海道では頼もしい暖房が強いエアコンでした。

自宅での練習通り動作確認後養生をして分解に入ります。

 

ところが!

お掃除機能付きエアコンでした。

というか,お掃除機能がついていたのは最初から知っていたのですが,その複雑さは全く理解していませんでした。

 

内部には電気部品として,お掃除ロボットを動かすためとルーバー2枚を動かすためのモーターが左側に3点ついています。

向かって右側には電源や基板などの電装部分とシロッコファンの駆動モーターがついていて,これらを養生すればもしかしたらクリーニングできるかな?と思いました。

 

でも残念ながらドレンパンの下あたりにストリーマーというイオンのようなものを放出するユニットとそのコントロールをすると思われる基盤があり,ここに水をかけないよう養生するのは難しいようでした。

加えて素人に等しい者がこんな複雑なエアコンをばらして元に戻せるのか?自信がないので今日はカバーを外しただけで諦めました。

 

一か所だけモーターのコネクターを外してみたのですが,ほかにも数か所コネクター類があります。

最近の傾向としてエアコンはクリーニング機能などで複雑化する機種と,逆にシンプルさを追求する機種の2タイプに分かれるようです。

北海道人は新しいものが大好きで加えて手入れの手間がかからないものが好まれるようで,一般家庭では複雑だけどもクリーニング不要の機種が売れるのでしょう。

一方賃貸物件で大家さんや管理部門が取り付ける機種はシンプルなものが多いようです。基本的な機能が備わっていればそれでよく,コストを抑える必要がありますからね。

果たして,北海道でエアコンクリーニングはどれほどの需要があるのか?あっても賃貸物件とか店舗とかな…考えどころです。