石狩市でエアコンクリーニングモニタープログラム―第5回目

エアコンクリーニングモニタープログラム第5回目は札幌市のお隣の石狩市です。

一戸建て住宅がびっしり建ち並ぶ住宅街のお家は,外から見るとかなりの家にエアコン室外機が見受けられます。見た感じ札幌市よりエアコンの普及率が高いような気がします。

比較的シンプルなコロナのエアコン

今回の対象エアコンは2006年のコロナ製,型番はCSH-Ai286Gです。プラズマ空気清浄ユニットと光触媒除菌フィルターで埃や菌を抑える機能が特徴です。

 

しばらく使っていなかったそうですが,動作確認は問題ありませんでした。

 

外のドレンパイプに廃液回収用のビニール袋を取り付けます。ですがこのエアコンはドレンパンが外れるタイプだったので結果的に必要ありませんでした。

 

フィルターはホコリで真っ白でした。カビはなさそうです。

 

青いユニットがプラズマ空気清浄ユニットです。

右側が金具で引っ掛けてあって,左側はアルミフィンに差し込んで止められていました。

 

この機種の電装部分は基盤を引っ張り出してコネクターを数か所外せば基板ごと外れます。

一番難しかったのはぎりぎりの長さでつけてあったVVFケーブルを電源端子から取り外すことでした。つけるのはさらに面倒です。

 

ドレンパンは簡単に外れます。ドレンホースの接合部部を固定している金具を外すのに短いドライバーが必要でした。

 

送風ファンは右側のモーター軸に固定するネジを緩めて取り外します。

 

ファンモーターもあとで外します。

固定しているプラのビスを外すと簡単に外れました。

 

外せるものはすべて外して…。

 

後はこの通りがらんとしました。

画像からもわかる通りほとんど汚れていません。ケースのカーブ上部にわずかにカビが見受けられる程度です。

 

養生をしてカバーをかけて,全体を洗っていきます。カバー類やシロッコファンも。

 

お部屋のすぐ隣に使っていないキッチンがあるのでそこのシンクを使わせてもらって除菌と手洗い洗浄します。

 

高圧洗浄後のエアコン内部。

 

きれいになってさっぱりしたカバーとかフィルターとか。

 

最後にオプション(今回はサービス)のコーティング剤を。

臭いやカビが抑えられます。

 

シンプルな機種でしたが撮影しながらの作業は時間がかかります。

今日は5時間ほどでした。

今回モニターとして参加してくださったのは保険でお世話になっている友人のYさんのご実家です。3時のおやつをいただいたり,帰り際には夕食にと差し入れをしてくださったり,いろいろとお気遣いいただいて感謝です。

モニタープログラムも終盤にかかってきます。そろそろ本格稼働できそうです。