エアコンクリーニングモニタープログラム―第2回目

今日は札幌市東区でエアコンクリーニングです。

17日にレンジフードをご依頼くださったお客様でエアコンの分解クリーニングも承りました。

実はこちらのお客様,私たちがエアコンクリーニングを本格的にやろうと決心したきっかけを作ってくださった方です。昨年のレンジフードクリーニングの時に「エアコンはやらないの?」と聞かれ,来年くらいに考えてますと軽ーく答えてそのままにしていました。今年の5月に再度電話をくださり今年はエアコンクリーニングをお願いしたいということだったので,自分たちはまだ実績がない旨説明し,モニターでよければというお話をさせていただいたところ快く受け入れてくださいました。

私たちにとっては研修の意味があり,お客様は言ってみれば実験台のようなものですが,こうしたことを承知の上で引き受けてくださったのです。本当にありがとうございます。

 

今回はシンプルなダイキン製エアコン

前回敗退したお掃除機能付きエアコンと違って今回はシンプルな作りのダイキン製でした。型番はAN28JSN-W。

 

まずは動作確認。

問題ありません。

 

周りを養生します。念のため近くにあるテレビも。

 

次にカバーを外します。

 

最初電装部分を取ろうと思いましたが電源コードが抜けません。無理せず養生して進めます。

 

壁カバーシートを装着。

エアコンの下は壁ではなく窓に続く空間となっていますが一応養生を。

 

L字金具をセットして…。

 

エアコン洗浄カバーを取り付けます。

いよいよエアコンクリーニングらしくなってきました。

 

フィンやドレンパン,シロッコファンと吹き出し口に洗剤を振りかけます。

ハンドスプレーだと下からシロッコファンに吹き付けるのに苦労しました。次回は噴霧器を導入しようと思います。

 

エアコン洗浄ポンプ登場!高圧洗浄します。

ちょっと癖ありのポンプなのか?圧力の調整が難しく感じました。

 

廃液はこんな感じで,よく見る画像のように黒々とはしていません。湿気の少ない(=カビの少ない)北海道だからですかね?

 

送風口とシロッコファンがきれいになりました。

 

このあと洗浄カバーを外して拭き取り,電装部分の養生も外します。それから送風モードにして中の水分を飛ばします。

廃液はアルカリ性なので中和して捨てました。

 

エアコンクリーニングで洗浄した水は洗浄カバー内のホースからバケツに流れるほか,ドレンパンからドレンパイプを経由して外に流れます。どちらかというとドレンパイプから外に流れる水の量の方が多いようでした。

今回はドレンパイプにビニール袋をくくりつけて廃液を回収しました。

 

カバー類はお風呂場をお借りして洗浄します。

 

養生をすべて外して水けを拭き取り,エアコン本体にカバーを取り付けて完成です。

画像を撮影したりメモを取ったりしながらの作業でしたし,何より初めての工程がほとんどだったので手際が悪くて終わったのはお昼を少し回っていました。作業時間は3時間ほどです。

慣れてくれば1時間ほどでできるようになると思います。それまでは,モニターのお客様に協力してもらって実績を積みたいと思います。

T様,今日もありがとうございました。