東区でエアコンモニタープログラム―第6回目
今日は東区のY様宅でエアコンクリーニングモニタープログラムです。
第3回目に参加してくださったS様ご家族の紹介でご参加してくださいました。
今回は日立のシンプルエアコン
今回のエアコンは日立のエアコン,型番はRAS-X25KX。最近の白くま君Xシリーズかと思いましたが,このモデルは1999年製,つまり今から20年前のものでした。しばらく使っていなかったとのことで,最近フィルターを取り出すと劣化していてすぐ割れてしまったそうです。何とかネットでフィルターを見つけて購入されたとのことでした。20年前の製品の交換部品がよくあったなあと感心しました。加えて,どれほど使っていなかったのかわかりませんが,よく動いたなあというのも正直な感想です。
動作確認は問題ありません。早速カバーを外します。
心配だったプラスチックの劣化もありませんでした。
形式表示に99年製と書かれています。
「セパレート型室内ユニット」とありますが,当時はセパレートでないエアコン(例えば窓に取り付けるタイプとか)もかなり出回っていたかもしれません。
電装基板は小さくてシンプルでした。
ユニットを外すとモーターが見えます。固定しているプラは簡単に外れますが,ドレンパンとファンが外れなかったため今回はモーターも外さないで洗浄します。
シンプルエアコンは外すモノの点数がかなり少ないです。
モーター部をきっちり養生して…。
カバーをかけます。カバーの支持金具が入らない構造だったので垂れ下がっています。
垂れ下がったカバーを手で押さえながら洗浄していきます。
エアコン内部のビフォア・アフター。
廃液はやや茶色がかっている程度で,主にホコリと思われます。
アルカリ電解水とイオンコートで仕上げをして,乾燥させてから本体を組み立てます。
無事に終了。動作確認も問題ありません。
やはり古いだけに冷え方にはムラがあります。冷えるのに時間がかかったり,冷え方が弱かったり。それでも出てくる空気はきれいになっています。
このあとスタッフ一同お茶に呼ばれました。おいしいマシュマロクッキーをいただいてしばし談笑しました。3匹の老犬がいてそれぞれ体の不調を抱えていますが,人懐っこく寄ってきます。癒されるひと時を過ごさせていただき,ありがとうございました!