北8条通1LDKハウスクリーニングと水落とし

今日の現場は北8条通りと北光線が交差する付近のアパートで,以前も来たことのある建物です。

 

今日も寒く,外は雪がちらついています。

 

入った瞬間床の汚さにびっくり!

ボードの粉が一面についてます。何かの工事をした後のようでした。

 

キッチンも真っ白。

 

床が汚れているとモチベーションが下がるので,まずは床に糸モップをかけます。

 

白いホコリは取り除きました。

 

トイレロータンク内はかなりのカビ汚れがあります。

 

便器内は尿石がうっすらと付着。

普通の洗剤で取れるか心配でしたが問題なく落ちました。

 

レンジフードファンは油の層にボード粉が付着して白くなっていました。

左がビフォアです。白いので汚れているのかよくわかりませんがこの白さこそ汚れです。

工事中は部屋中がボード粉でもうもうとしていたのでしょう。換気扇を回しっぱなしにして作業していたと思われます。

 

キッチンはさっと吹いてみるとサビが出現。

 

工事はキッチン壁パネルの交換だったようで,新品でした。

交換が必要なくらい汚れていたのかも?

 

清掃後のレンジフード。

清掃していて察したのは,この部屋はもともとかなり汚れていたのではないか?ということです。最初工事の汚れがあってがっかりしましたが,もしかしたら工事業者さんが工事の前か工事中にある程度清掃してくれたのかもしれません。だとすると工事業者さんには感謝しないといけないですね。

 

この季節,作業終了後に水落が必要です。

「水落し」とは,冬に水道管が凍結して破損しないようすべての蛇口などから水を抜く寒冷地特有の作業です。

通常,冬に旅行などで長期不在にするときにはパイプシャフト内にある給水栓を閉じて水抜き弁を開けて,それから室内の蛇口を全部開放して水落しするかと思います。空室清掃ではそれより完璧に,混合栓や洗面台の下などのバルブを開けて蛇口に至る水も落としていきます。もちろん瞬間湯沸かし器も完全に水抜きします。そうしないと凍結で給湯機器が破損したり蛇口が痛んだりするからです。

水落をした後部屋の蛇口を全て閉めます。これをやらないと,次に給水する時にうっかりして部屋中水浸しにしてしまうことがあります。冬の最初のころは撤収したあとに蛇口を閉めたかどうか心配になって現場に戻ることもあります。ちゃんと確認すればいいだけなんですけどね。

 

今日は一人で大変な現場に当たりました。

ワックスをかけ終わったのは19時ごろです。