北区社宅の3LDKハウスクリーニング

今年初の社宅清掃に入りました。場所は札幌市北区です。

敷地内には大きな木(種類はわかりません)があります。夏は葉が茂っていて見える景色は限られると思いますが，葉が散った冬の時期はのどかな北大農場が広がっている様子をお部屋から楽しめます。

古い建物ですが部屋の内部はリノベーションしてあり設備は新しくなっています。浴室の換気扇も三菱製の最近のものが使われていました。すすけた感じだったので羽を外してアルカリ洗剤を使って水洗いしました。

浴室換気扇の分解清掃の難易度については三菱製換気扇はそれほど高くありません。ファンを格納しているハウジングのビス三か所ないし四か所を外して引っ張れば取り外すことができます。製品によってはカバーを付けるためのばねをひっかける部分と本体外側に爪で引っかかる部分があって，ビスを外しただけでは取れないものもありますがマイナスドライバーなどで爪の引っ掛かり部分をこじることで外れます。排気口部分と本体外側には気密を保つためのシーラーが貼られています。再度取り付けるときにはシーラーを新しく張り直すのが良いのですが，この換気扇はまだ新しくシーラーもしっかり残っているのでそのまま取り付けます。ただシーラーが劣化している場合そのまま取り付けるとわずかな隙間から空気の流れによる異音がすることがあるので要注意です。

浴槽エプロン内部の床はステンレス板が貼ってありました。ゴミの侵入を防ぐための溝には髪の毛や石鹸カスなどがたまっているのでホースの水圧で流し，ブラシとスポンジで清掃しました。

キッチンの換気扇を分解します。今回のシロッコファンはアルミ製なので強い洗剤は使いたくないのですが，汚れが頑固だったので強アルカリ性の洗剤を使うことにしました。ご家庭では変色する場合があるので強アルカリ洗剤は控えた方が良いと思います。間違ってそのような洗剤に長時間漬け込んでしまうと腐食してしまうこともあります。ハウスクリーニング業者はアルミファンであろうと強アルカリ洗剤や，場合によっては水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)も使いますがかなり気を使い，油が落ちるギリギリの時間を見計らって慎重に使用します。今回の汚れは固着した油汚れだったので強い洗剤を使わざるを得ませんでしたが，なんとか素材へのダメージなしに落とすことができました。