レトロなTVコンセント
今日は外見はそれなりに新しくされていますが,築年数はかなり経過していると思われる物件の空き室清掃をしました。
玄関横の靴箱も昭和の香りを漂わせています。
部屋の作りはしっかりしています。
この手のアパートでは,いわゆるソフト巾木という樹脂製の物が使われることが多いですが,この部屋は木の巾木でした。
基本的な建具はしょうがないとしても,壁紙だけでなく交換可能なものは古く臭くなる前に交換することがいいのかなと思わせる部屋です。
例えば…。
コンセントプレートですが,一昔前のものでかなり傷んでいます。
右側の部分はTVのアンテナのケーブルを付けるためのものですが,同軸ケーブルの被覆をむいてネジで締め付けて取り付けるものです。
昔はこんなことも自分でやっていたのですね。
コンセントそのものも破損しています。
部屋を見に来たお客さんは場所が良くてもやや引いてしまうかもしれない物件ですね。
新しいものに交換するとコストはかかりますが,それで借り手に良い印象を持ってもらえるなら交換する価値があるのではないでしょうか?